スプリンターズステークスで優勝した外国馬

電撃の6ハロン・スプリンターズステークス

スプリンターズステークスは1994年から国際競走となり、外国馬の参戦が可能になりました。
2005年からは国際競走シリーズのグローバルスプリントチャレンジに組み込まれ、多くの外国馬がスプリンターズステークスに参戦し、複数の馬が優勝を果たしました。
グローバルスプリントチャレンジ初年度の2005年に優勝したのが香港のサイレントウィットネスです。
サイレントウィットネスは香港スプリントを連覇するなど、スプリンターのレベルが著しく高い香港において最強の座を維持し、その勢いでスプリンターズステークスに参戦し、並みいる日本の強豪を抑え優勝しました。
この年は初めてマイル戦に挑み、安田記念などではあまりいい状態でない中で3着に健闘、得意距離のスプリントで圧巻の力を見せつけました。
その翌年、2006年にスプリンターズステークスを制したのはオーストラリアのテイクオーバーターゲットです。
グローバルスプリントチャレンジに参戦し、優勝を目指しており、スプリンターズステークスの前哨戦セントウルステークスにも参戦し2着となり、日本の馬場にも適応することを証明しました。
1番人気の支持を集め、2着に2馬身差以上の差をつける完勝で制し、グローバルスプリントチャレンジでも優勝を果たしました。
セリで10万円ほどで購入した馬が結果的に数億円以上稼いだことも話題となりました。
2010年にスプリンターズステークスを優勝したのはウルトラファンタジーという香港馬でしたが、この年は同じ外国馬グリーンバーディーが1番人気で、ウルトラファンタジーは10番人気と全く人気がありませんでした。
ローレルゲレイロとウルトラファンタジーが先行し、ローレルゲレイロがバテたものの、ウルトラファンタジーはバテることなく、猛追してきたダッシャーゴーゴーをハナ差交わして優勝しました。
この時、ダッシャーゴーゴーは斜行により走行妨害をしており、降着処分になっていたため、実質的な差は1馬身以上ありました。
外国馬がスプリンターズステークスを制するには、日本の馬場で対応できるのかどうかが問われます。
そのため、多くの外国馬はセントウルステークスから出走することになります。
しかし、斤量が重くなり、それを嫌う陣営もいるため、スプリンターズステークスに直行する馬も少なくありません。
特に香港馬は日本の馬場を熟知し、そしてスプリント界では日本を上回るレベルにあるため、常に注意が必要です。

© 2016 スプリンターズステークスの歴史